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念仏札

一遍上人語録

門人伝説

 門人伝説103

また尾州の甚目寺にて、七箇日の行法を修し給ひけるに、供養の力つきて、寺僧等なげきあひければ、上人云(いわく)、「志あらば幾日なりともとどまるべし。衆生の信心より感ずれば、その志を受くるばかりなり。されば「仏法の味を愛楽して、禅三昧を食とす」といへり。もし身のために衣食を事とせば、またく衆生利益の門にあらず。しばらく在家にたちむかふは、これ随類応同の義なり。ゆめゆめ嘆きたまふ事なかれ。我と七日を満ずべし」と云々。

また或る人、紫雲たち◀ ▶上人は勢至菩薩の

 

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