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門人伝説34
また云(いわく)、念仏三昧といふ事。三昧といふは見仏の義なり。常の義には、定機は現身見仏、散機は臨終見仏する故に、三昧と名づくと云々。この義しからず。この見仏はみな観仏三昧の分なり。今の念仏三昧といふは、無始本有常住不滅の仏体なれば、名号すなはちこれ真実の見仏、真実の三昧なり。故に念仏を王三昧といふなり。
念声是一◀ ▶称名の外に