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念仏札

一遍上人語録

偈頌和歌(げじゅわか)

 和歌10-11

相州片瀬浜地蔵堂にて御化益のころ、紫雲たち、華降りけるを、人々疑をなして問奉りければ

さけばさきちるはおのれと散るはなの ことわりにこそ身はなりにけれ

 

花はいろ月はひかりとながむれば こころはものを思はざりけり

 

のこりゐて◀ ▶曇なき

 

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