※本ページは広告による収益を得ています。

念仏札

一遍上人語録

門人伝説

 門人伝説60

また云(いわく)、有心は生死の道、無心は涅槃の城なり。生死をはなるるといふは、心をはなるるをいふなり。しかれば浄土をば、「無心領納自然知《無心に領納して自然に知る》」ともいひ、「未藉思量一念功」とも釈し、或は「無有分別心《分別の心あることなし》」ともいふなり。分別の念想おこりしより生死は有るなり。されば、「心は第一の怨なり。人を縛して閻羅の所に至らしむ」と云々。

 

善悪の二道は◀ ▶仏法を修行するに

 

上巻

下巻

 

 





ページのトップへ戻る